本展示では、谷保の暮らしの中でうたわれた歌の中から、以下の歌をお聞きいただけます。
 

労作歌 

「棒打ち歌」「糸ひき歌」「臼ひき歌」「田の草取り歌」「代掻き歌」「土突き歌」

祝い歌・お念仏

「高砂」「これさま」「かまくら」「小桜」「はつせ」「土手のもぐらもち」「十三佛」「昨日までも今日までも」

わらべ歌

「しいなっこ」「正月ってなんだんべ」「まりつき歌(お寺の玄関)」
「まりつき歌(すすきすばら)」「数え歌(一番はじめの)」「数え歌(いちじくにんじん)」「せっせっせ(まいばら土手)」「谷保の子守歌」
などがお聞きいただけます。

 これらの歌は、昭和50年代から平成にかけて、くにたちの暮らしを記録する会や公民館講座により明治生まれの古老の歌を録音した時のものです。 歌をうたった地元のお年寄りは、実際暮らしの中でさまざまな歌をうたってきた世代です。
展示室で聞こえるさまざま歌からは、祝言の場の雰囲気や仕事の様子など、当時の暮らしの情景が浮かんでくるようです。

展示室の様子(右手の白いボックスで歌がお聞きいただけます。)

11月17日(日)には、国立市古民家にて谷保の民俗調査に長年関わってきた「くにたちの暮らしを記録する会」より、谷保の歌と共に谷保の暮らしに関わるお話をお聞きします。

 どのような場面で、どのような歌がうたわれていたか、ぜひ古民家のゆったりとした空間で味わってみてください。

◆展示関連イベントの紹介

11月17日(日) 午後1時30分~3時30分  「古民家できく谷保の唄と暮らし」を開催します。
国立市古民家(谷保1705-1)

連絡先:くにたち郷土文化館042-576-0211
資料配布の都合上、電話にてお申し込みください。