くにたち、近い昔 16

南武線矢川駅 1968(昭和43)年頃

くにたち郷土文化館蔵

 矢川駅が橋上駅になるのは1965(昭和40)年。西国立までの複線化が完成するのはその翌年です。しかし北口の開設は、矢川団地が造成された後の1974(昭和49)年と遅れています。
矢川駅は、1932(昭和7)年に住民の寄付によって南武鉄道矢川停留所として設置されています。1944(昭和19)年に国鉄に買収されるときは、廃止の動きもありましたが、住民の反対で停留所から駅に昇格したいきさつがあります。