芸術小ホールでは平成24年度から、様々なジャンルのアーティストを学校や自治会等へ派遣し芸術を身近に感じ親しんでもらうための事業を実施してきました。今年度実施した3回の活動をご紹介します。
①国立八小5年生 2クラス 「美術作品のみかた・たのしみかた」
アートテラー・とに~さんによる、美術作品を楽しむ2時間。1時間目は名画を題材にした様々な遊びを紹介。ときに笑い転げながら、こどもたちは集中して説明に聞き入っていました。2時間目はグループごとに好きな作品の写真を選び、気に入った点をプレゼン。鑑賞方法に不正解はないこと、ひとりひとり観方の違いがあることを子どもたちは感じてくれました。
②西児童館 「パーカッションコンサート 打楽器で旅する音の世界」
児童館に来た子どもたちに、女性4人の打楽器アンサンブル「どやどや楽団」が渾身の演奏を披露。
顔の表情や動きも活かしての音楽表現は子どもたちにとって新鮮だったようです。さらに生演奏でのサンバにはみんなで踊りまくり!からだ全体で音楽を楽しむ機会となりました。
芸術小ホールでは平成24年度から、様々なジャンルのアーティストを学校や自治会等へ派遣し芸術を身近に感じ親しんでもらうための事業を実施してきました。今年度実施した3回の活動をご紹介します。
③国立八小 4年生 2クラス 「鼓童がクラスにやってきた!」
太鼓芸能集団鼓童のメンバーが和太鼓の魅力を目の前で伝える音楽の授業。クラス全員が一斉に演奏できる数の太鼓をわざ
わざそろえていただきました。
「まずは思いっきり叩いてみよう!」といわれ、力の限りバチを振りおろす子どもたちは満面の笑顔。美しい所作、教室いっぱいに響く迫力の音色にふだんの授業では味わえない体験となりました。
現在は学校を中心に進めているこの事業ですが、今後は対象を拡げ、何らかの理由で芸小ホールまで来るのが難しい人、芸術に関心がない人などへも芸術の喜びや楽しさを伝えていきたいと考えています。