くにたちデビューコンサートとは
平成26年7月に国立市と国立音楽大学との間で包括連携協定が締結されたことを踏まえ、(公財)くにたち文化・スポーツ振興財団では、芸術環境創造事業における学校連携事業に位置づけたプログラムを実施しています。平成30年度においては、文化庁「平成30年度文化芸術創造拠点形成事業」に申請し採択されました。
芸小ホールでは、ひとりでも多くの方々に芸術の愉しさに触れていただき、次世代に受け継がれていくような試みを今後も行っていきたいと考えています。
平成26年7月に国立市と国立音楽大学との間で包括連携協定が締結されたことを踏まえ、(公財)くにたち文化・スポーツ振興財団では、芸術環境創造事業における学校連携事業に位置づけたプログラムを実施しています。平成30年度においては、文化庁「平成30年度文化芸術創造拠点形成事業」に申請し採択されました。
芸小ホールでは、ひとりでも多くの方々に芸術の愉しさに触れていただき、次世代に受け継がれていくような試みを今後も行っていきたいと考えています。
公演や展示形式の新たな可能性の示唆
この度の公演では、聴く機会の少ない現代音楽を取り上げ、若手作曲家たち8名による多様で質の高い作品を、卓越した演奏者達によって、まさに今ここに生まれる表現として発表されました。
斬新なコンセプトで作曲されたアコースティック楽器の演奏をはじめ、マイクで拾った楽器の音をコンピューターでエフェクトをかけて、それを生の楽器の音と重ねたり、映像やパフォーマンスを加えたりすることで、新しい音楽を体感するばかりでなく、通常の演奏では不可能な新たな音響空間を創り出しました。それは音楽表現の可能性のみならず、新しいコンサートや展示形式への示唆や、異なる聴衆層の発掘、さらには音楽を志す人へ別の角度の視点を示すなど次世代の芸術環境への提言を含んだ聴衆をインスパイアする公演となりました。
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