当館では、10月29日(土)より、秋季企画展「市制施行50周年 高度経済成長期とくにたち」を開催しております。
国立市の広報担当より移管された写真を主体に、国立創成期や文教地区指定の関連資料、高度経済成長期において失われていった民具資料等も併せて展示しています。是非一度(といわず二度・三度と)、郷土文化館特別展示室へ足をお運びください。
今回の展示構成では、スペースの関係もあって、現在との対比展示を十分にできなかったところがありました。そこで、展示期間中に、出品作品と最近撮影した写真とを対比できるように、随時ご紹介していきたいと考えています。お楽しみいただければ幸いです。
【展示作品タイトル:リスト№27】 「第六小学校通学路が安全に~南武線の踏切幅拡張~」 |
「1970(昭和45)年の市報 (※1)で、第六小学校北側の南武線踏切りの改良工事が報じられ、「この踏切りは、第六小学校の開校と都営住宅、矢川都営北団地の建設(※2)に関連して整備されるもの」としている。写真は工事前の1.9メートル幅の踏切り。工事により6メートルに拡幅し、警報機・しゃ断器も取り付けることになった。加えて、踏切りから第六小学校までの道路幅も、2.7メートルから6メートルに広げられることとなった。
※1:「市報くにたち」№223〔S.45.9.5〕 ※2:第六小学校は1970(昭和45)年4月開校、都営矢川北団地(現都営矢川北アパート)は同年8月から入居開始。」 |
「作品タイトル№27の現状~2016年10月撮影~」 |