1946(昭和21)年に行われた大湯環状列石の発掘調査は、戦後日本における国内最初の大規模な発掘調査でした。本展では、この調査に関わった国立市の考古学者 甲野(こうの)(いさむ) 氏の資料である、当時の発掘調査日誌を中心に、写真や図面、土器の実測図などを紹介します。

大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)とは

秋田県鹿角市に位置する縄文時代の大規模な遺跡です。1931(昭和6)年に遺跡の一部が発見され、1956(昭和31)年に国の特別史跡に指定されています。さらに2021(令和3)年には、北海道・北東北の縄文遺跡群の一部として世界文化遺産に登録されました。

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日程2025年8月9日(土)~8月31日(日)
休館日2025年8月14日(木)・28日(木)
開館時間9:00~17:00 ※入館は16:30まで
入館料無料
会場くにたち郷土文化館 特別展示室

関連イベント情報

大湯環状列石がある秋田県から、同県の埋蔵文化財センターの元所長をゲストに招き、展示担当学芸員と資料の見どころについてトーク形式で紹介!展示資料の発掘調査日誌を翻刻した担当者だからこそ、見えてきた関連資料との繋がりなどを説明します。お聞き逃しなく!

日程①8月30日(土) 11:00~11:45
②8月30日(土) 14:00~14:45
※同じ内容を予定しています。
集合場所郷土文化館 特別展示室入口
参加費無料

※申込み不要。直接会場にお越しください。

お問い合わせ
くにたち郷土文化館
〒186-0011 東京都国立市谷保6231番地
TEL:042-576-0211