いまの私たちの暮らしにはスイッチひとつで動く便利な機械や、水道・ガスが当たり前のようにありますが、電気や水道・ガスといったものがまだなかった頃の暮らしはどのようなものだったでしょうか。暗い夜のあかりは?寒い冬の日はどうしたのでしょう。いまより手間や力がいる仕事も多そうです。
本展では、明治から昭和にかけて使われた様々な暮らしの道具を展示します。人々が暮らしを便利に、豊かにするために使ってきた道具から暮らしの移り変わりを振り返ってみましょう。
コーナー展示 しごと場としごと道具
生活を成り立たせるための仕事を生業といい、農村であったむかしの国立では、家や周囲の田んぼや畑、多摩川が生活の場であり仕事の場でもありました。現在の仕事観とも違いがありそうです。民具を通じてむかしの仕事現場をのぞいてみましょう。
日程 | 2024年1月12日(金)〜 3月10日(日) 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 2024年1月25日(木)・2月8日(木)・2月22日(木) |
会場 | 郷土文化館 特別展示室 |
観覧料 | 無料 |
民具案内とは
国立市内の公・私立小学校の3年生が、「くにたちの暮らしを記録する会」の指導のもと、民具を実際に使用しながら昔の暮らしを学ぶ体験型学習のこと。毎年1月から3月に当館で実施しています。