当館では、市制施行50周年記念の写真集を発行いたしました。この写真集刊行を記念した写真展「くにたち あの日、あの頃-写真に見る少し昔のくにたち-」を、現在、郷土文化館特別展示室において開催しております。
この写真展では、写真集掲載の中から選出した作品を展示していますが、写真集にはまだまだ数多くの写真が掲載されています。そこで、このたび展示作品として選出していない写真をピックアップして、当時の広報紙などの情報とともにご紹介をしていきます。
ぜひ、当館で開催中の写真展にも足をお運びください。皆さまのご来館をお待ちいたしております。
「谷保天満宮前の交差点に国立町初の信号機設置」(写真集7頁掲載) 撮影年代:1964(昭和39)年4月 ファイル番号 [1]「ファイル番号」とは、営利を目的としない写真の利用に供するため、くにたち郷土文化館に保存されている電子データーのファイル番号を表示したものです(写真集でも当館が電子データーを所蔵しているものは、ファイル番号の表記をしています)。 :027_263_13 |
国立での信号機の設置は、甲州街道(東京都道256号)からはじまりました。写真の信号機が国立で設置された初めての信号機です。その後も交通量の多い甲州街道へ信号機設置が続き、1965(昭和40)年5月末には、甲州街道の第一小学校の入口へ2番目の信号機(押しボタン式)が [2]『広報くにたち』№152 1965(昭和40)年6月1日 P8「一小の入口に手動式信号機が」。なお、現在は1968(昭和43)年8月に設置された歩道橋(国立で2番目の歩道橋)となっています。、同年6月9日には、甲州街道と矢川通り・石田街道との交差点へ3番目の信号機 [3]『広報くにたち』№154 1965(昭和40)年7月1日 P4「矢川通にも信号機」。が設置されていきます。
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「谷保天満宮前の交差点に国立町初の信号機設置」の現在」 |