～くにたち、近い昔3～
国立第六小学校 1965(昭和40)年頃
第六小学校に向かう矢川第二踏切。六小は、都営住宅の完成で児童の増加が見込まれたため1970(昭和45)年に開校しました。
踏切にさしかかるのはＥＤ１６型電気機関車。当時は西国立駅に隣接して立川機関区があり、そこを基地に南武線や青梅線で活躍していました。
ＥＤ１６型は、終戦間近の中央線で下り普通列車を牽引中、浅川（現；高尾）を出た湯の花トンネル付近で米軍の機銃掃射を受け、乗客に多数の死傷者を出したことで有名です。廃車解体されましたが、ナンバープレートは立川の郷土資料館に寄贈されています。