~くにたち、近い昔2~
国立駅北口開設工事 1965(昭和40)年頃
中央線の高架化工事ですっかり様子が変わった国立駅ですが、駅開設当時は北口もありませんでした。悲願の北口開設は1959(昭和34)年9月で、駅前広場の造成もその年に完成しています。北口町会の30年記念誌によれば、長年の不便が解消すると、ふた晩続きで祝賀会を催したそうです。しかし、北口はできたものの、そこには1区間の券売機があるだけで、出札の窓口は設けられず、朗報は肩すかしを食わされた結果となったとか。写真は北口工事中の国立駅。ホームの上屋も懐かしいですね。