”うた”とともに -館長机のメモから-
くにたちは、1967(昭和42)年1月1日に市制を施行しました。そして、その年の9月に開かれた定例議会で、市の歌と市章が正式に決められました。今も市のシンボルであるこれらは、じじつは国立町の頃に決められたものです。
くにたちは、1967(昭和42)年1月1日に市制を施行しました。そして、その年の9月に開かれた定例議会で、市の歌と市章が正式に決められました。今も市のシンボルであるこれらは、じじつは国立町の頃に決められたものです。
古民家の東側に、薪が積んであります。谷保は、雪に埋もれて難儀をする土地ではありませんし、普段使いに用意しているだけなのですが、薪の山を見ると、やはり冬の到来を感じさせます。
晩い秋の陽光をたっぷり浴びて、障子の張り替えをした記憶がありませんか。
区画整理事業が進んで、古民家を取り巻く風景も様変わりしてきました。変わらないのは
今年の郷土文化館まつりも、事故なく終わりました。実行委員の方々には大変お世話に
郷土文化館の武蔵庭園は、晴天に恵まれれば、近隣を散策される方の格好の休憩場所となります。その片隅に、鋳物製の椅子が置かれているのをご存知でしょうか。重さはそれほどではありませんから、自由に移動させて、仲間うちでお弁当を広げることもできます。
大伴家持が歌ったようなロマンティシズムはありませんが、風になびくススキを見ていると、茫乎とした草原に立ちたい思いには駆られます。ススキが原といった名所が、各地で喧伝されるのも、宜なるかなです。
古民家のまわりで曼珠沙華を見つけました。この花は、土地によって1,000もの異名があるそうですが、シビトバナ、ステゴバナなどという、『大和本草』(貝原益軒 1709年)に現れる名前からは、有毒性とともに不吉なイメージがあるのも頷けます。
お昼休みに郷土文化館の庭園に出てみると、いくらかのコスモスが碧空に映えていました。高浜虚子のうたを思い出します。
空を見ると、秋を感じるこの頃です。秋はやっぱり芸術に親しむ季節。郷土文化館の特別展示室では、9月21日(土)から10月7日(月)まで、「アートウォーキング国立」展という展覧会が開かれています。
郷土文化館の事業に、お月見団子つくりがあります。お月見は、旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事で、この日の月は「中秋の名月」、「十五夜」、「芋名月」と呼ばれます。
郷土文化館では、市役所から移管された写真の整理を進めています。このうち、昭和30年頃から昭和45年頃までの、およそ25,000コマのネガフィルムのデジタル化に着手しました。