郷土文化館 机上のメモから

庭園の午後で  -館長机のメモから-

 郷土文化館の武蔵庭園は、晴天に恵まれれば、近隣を散策される方の格好の休憩場所となります。その片隅に、鋳物製の椅子が置かれているのをご存知でしょうか。重さはそれほどではありませんから、自由に移動させて、仲間うちでお弁当を広げることもできます。

ヒガンバナの秋  -館長机のメモから-

 古民家のまわりで曼珠沙華を見つけました。この花は、土地によって1,000もの異名があるそうですが、シビトバナ、ステゴバナなどという、『大和本草』(貝原益軒 1709年)に現れる名前からは、有毒性とともに不吉なイメージがあるのも頷けます。