今年の郷土文化館まつりも、事故なく終わりました。実行委員の方々には大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。
郷土文化館の庭園を使い、サークルや団体の方々に、日頃の成果をご披露いただくようになって、4年目になります。「まつり」を通じて、地域の方々はもちろん、広く市域全体から、郷土文化館に足をお運びいただき、交流の機会を紡ぐ、このことをこれからも続けていきたいと思います。
10月26、27日の日程でしたが、初日の土曜日はあいにくの荒天。それでも会場となった講堂は、歌あり踊りありの華やいだ空気に包まれました。
翌日曜日は絶好の秋晴れ。歴史庭園をいっぱいに使っての様々な催しに、階段状の客席で観覧される方も、惜しみない声援と拍手を送っておりました。
今年は嬉しい参加もありました。久保町会のご尽力で、山車を繰出していただき、お囃子と舞でまつりを盛り立てていただいたことです。市民祭はさておき、「祭礼」以外の機会に準備をされるご苦労は察して余りあります。ほんとうにありがとうございました。写真はその一部です。
まつりは終わりましたが、郷土文化館では、企画展「谷保の歌が聞こえる」が始まっています。今回の展示は、労作歌や祝い唄といった、目に見えない記録を耳で感じていただき、くにたちの前身である地域のくらしに、思いを馳せていただくものです。一人でも多くの方にお越しいただきたいと思います。