昨年7月に新聞各紙で話題になった、緑川東遺跡(青柳1・3丁目)出土の4本の大型石棒を、発掘調査後初めて公開します。

 文化庁主催の展覧会「発掘された日本列島2013」に、都内の遺跡では唯一出品されます。
一年をかけて全国を展示巡回する前に、ぜひ、この機会を逃さず見学にいらしてください。

期間:4月27日(土)~5月12日(日)
時間:9:00~17:00(入館は、16:30まで)
会場:くにたち郷土文化館 講堂前ホール

<緑川東遺跡とは>

国立市の南部、立川市境に近い青柳一丁目と三丁目に位置し、多摩川中流域の 左岸、立川段丘より一段下位の青柳段丘面に所在します。

遺跡の北側には立川段丘下から流れる矢川があり、これを隔てた段丘上には縄文時代中期の拠点集落である立川市向郷遺跡が広がっています。

これまでに4回の発掘調査が実施され、旧石器時代、縄文時代、奈良・平安時代の遺構や遺物が検出される複合遺跡です。