今日は、国立市立国立第一小学校の5年生が脱穀を体験しました。
現在では機械で行われる工程ですが、千歯こき、足踏み脱穀機、唐箕(とうみ)という昔ながらの道具を使って行いました。
指導してくださったのは、「くにたちの暮らしを記録する会」の皆さまです。

6月に泥んこになりながら田植えをして、10月に稲刈りを体験。
刈り取った稲ワラから、モミだけをどのようにして取り除くのでしょうか。

足踏み脱穀機で稲穂から、モミ殻を落とします。
足踏みしながらの作業は、なかなか大変です。
次に、大きな茎などを軽くフルイにかけて取り除きます。

そして落としたモミ殻を唐箕に入れて、ワラくずとモミを風によって選別します。

普段何気なく食べている白米ですが、作業の工程を知ることによりご飯がおいしく感じられることでしょう。