郷土文化館 机上のメモから

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広報移管写真紹介

当館が所蔵する国立市広報移管写真の一層の活用を図るために、より多くの方へ資料の存在を知ってもらう必要があると考えています。当館HPにおいて、「くにたち あの日、あの頃」と題して写真の各紹介文を掲載していますが、この度は〝シリーズ〟という視点で写真をピックアップし、広報移管写真に詳しい執筆者による解説を加え、毎月新たな紹介をしていく予定でいます。

本田家旧蔵資料:古文書の翻刻公開

この度、使用教材の中から『天神宮本社建立勧進帳略縁并序』をピックアップし、本講座をご担当した古畑講師にご尽力をいただき、教材の資料画像と翻刻をご覧いただけるように致しました。資料画像と翻刻を是非ともご活用ください。

「赤い三角屋根」誕生 -国立大学町開拓の景色-

 国立駅南口にもどってきた「赤い三角屋根」の旧国立駅舎は、4月4日(土)にオープンします。この旧駅舎は、平成18(2006)年の解体後に保管されていた部材を再利用したもので、大正15(1926)年に開業した当時の姿へと復して再築がなされました。

「『赤い三角屋根』誕生―国立大学町開拓の景色―」展

展示資料紹介-8 「国立駅の駅名表示、いつから駅舎壁面へ掲示?」
今回の展示資料の紹介は、ちょっとした変化球です。
 資料1は、当館が所蔵する国立駅の駅名が表示された3枚の看板です。
「赤い三角屋根」として親しまれた解体前の国立駅舎をご存じの方にとっては、懐かしい駅名表示板ではないでしょうか。

「『赤い三角屋根』誕生―国立大学町開拓の景色―」展

展示資料紹介-7 「『国立の大学町鳥瞰図』から大学町の初期プランをみる」
 資料1は、国立大学町を開発した箱根土地株式会社(以下「箱根土地」とします。)が配布した国立の分譲地販売の案内です。
 この案内には「商大に縁故ある校友学生及其の関係者の方々」に限定して特別待遇の地価の割引をすると謳われていますので、東京商科大学(現 一橋大学)の関係者へ送付するために作成されたものとみられます。